先日WSET Level3の授業の後、クラス会と称する飲み会がありました。授業ではたいてい6種類のワインをテイスティングします。酒弱勢のくせに酒好き勢（酒カス勢とも）の私は吐器を使わずいつも全部飲み干しています。そんなわけで授業が終わった段階で私はすでに新橋で頭にネクタイを巻いているサラリーマンのような感じになっているんですが、今回はその後に飲み会だという。むむー。これは天下の宝刀を使うしかない。とテイスティングをしている最中にこそっと「よいときOne」を飲みました（こんなことしてるのきっと私だけよな）。これで準備万端。いつも通りに授業を受け、テイスティングで華麗なるバカ舌を披露して、一人落ち込んで... ...。（今回はボルドーの赤だったんですが、熟成は樽か樽以外か？とローランド様のように悩み、相変わらず撃沈してました）
ちなみにローランド語録で好きなのは「（世の中には2種類の人間しかいない）俺か俺以外か？」の他コレ↓
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ローランド
脱線しました。それでは飲み会の会場「マルゴ グランデ」に移動（写真撮り忘れたので公式写真をペタっ）。
ゴージャスなお店です。ここにワインを一人一本持ち込んで飲もうという会です。一人一本なんて多いわよねって先生がおっしゃっていたけど、私が参加しているワイン会だいたい一人1.5～1.7本みたいになってて皆ちょっと頭おかしいんですよって言いたかったけど言わなかった。
それではカンパーイ！
1）André Beaufort Réserve Brut Nature Champagne
我らが大将の中田先生が持ってきてくれたシャンパーニュです。WSETの人々なのでテイスティングコメントを... ...とか言われるのかと思ったけど、そんなの全くなしです。泡ですねぇ。いい泡です。
「アンドレ・ボーフォールは、シャンパーニュにおけるビオディナミの先駆者と呼ばれ、あらゆる薬剤の使用を抑えており、熟成には100年にも及ぶ古樽を使用しています。自然酵母のみでの発酵、瓶内2次発酵でさえも酵母を足さないという、彼のこだわりを一番感じる事のできる1本になっています。」
わー。いいもん飲ませてもらいました。先生、ありがとうございます！
2）Woody Farm Albariño 2022
これは私が持ち込んだものです。実は前日まで何を持っていこうか悩んでおり、Twitterでアンケートをしていました。
聞いてみよう。この中ならどれが飲みたいですか？
— なな@ワイン修行中 (@tensainanachan) 2024年1月14日
ちょろっと聞いてみようと思っただけなのに198名もの方にお答えいただき感謝です。そして結果、自分の大好きなアルバリーニョが同率トップだったのがとても嬉しい。アルバリーニョを愛し、アルバリーニョに愛された女、その名もアルバリー女！！ってやってたワイン会を思い出しました（→「アルバリーニョの夜」）
この時に部活動男子の汗をアルバリーニョの塩味とみたてていたんです！っていう話をしたら、参加していた素敵女子に「いやだぁ」って言われちゃいました。がーん😱
3）Jean-Marc Millot Aligoté ‘Les Deux Terres’ 2020
こちらは最年少（？）りさこさんご提供の一本。あまり飲む機会のないアリゴテです。レモン、グレープフルーツなどの柑橘の香りと、もしかしてこれは「濡れた石」の香りってやつですか？（私がLevel2の時よくわからなくて悩んでいた香りです）こういう美味しいのを24歳そこそこで持ってくるのスゴイなと思いました。
4）Maro Wines Pinot Noir Rosé 2022
こちらソムリエ・エクセレンスをお持ちの只者じゃない雰囲気をむんむんさせていたゆうこさんからの1本です。なんか一番初めの自己紹介でクラスにCAさんがいたような気がしたのでCAさんですか？とお聞きしたら違いました（CAっぽさもむんむんしてたの）。イタリアの会社（ファッション関係？）にお勤めだそうです。かっちょいい。このボトル、なんと北海道余市の生産者、麿直之さんのサイン入りですよ。やはり只者じゃない... ...。どうかドシロートの私ですがよろしくお願いいたします。
5）Les Vins de Vienne - Cuilleron-Gaillard-Villard Taburnum 2016
こちら「火打ち石」さんと呼ばれていた石本さんからの1本。北ローヌのヴィオニエです。ファーストネームが私の兄と同じ名前だったので私は勝手にお兄ちゃん呼ばわりしていました。お兄ちゃんはエキスパート持ちで、知的な雰囲気の紳士。喋ること全てが先生というか哲学者のようでした（フィロキセラ以前は〜とか、3つの思想がなんとかかんとか... ...酔っていたので詳細は覚えておらず）。
でも私のお隣に座っていた金城武みたいな名前の金城（カネギ）さんが「美人とスキンコンタクトしたい」とか「性格が厳しい子はマロラクティック発酵してまろやかになって欲しい」とか言っている時に「やっと付き合えて思いを遂げられたと思ったらブショネだった」とかワインを絡めた下世話トークも一緒にできる幅広さが素晴らしかったです。
ちなみに最年少りさこさんには金城武が通用しませんでした。なので教えてあげる。金城武という超イケメン俳優は今から約25年前（やはりりさこさん生まれてない）に深キョンと「神様、もう少しだけ」という有名ドラマに出ていたんだよ。このドラマは酒カス人間が、もうこれ以上今日は飲んではいけないというときに「神様、もう少しだけ」と言いながら台所でワインをつぎ足しつぎ足し飲むドラマで...(嘘です）。
6）Hirakawa Notre Siècle Grande Cuvée 2019
こちらスギちゃんからの1本、北海道のワインです。スギちゃんはバチカンで働いているみたいです（とメモに残っていたのですがなんのことやら。教皇かなんかやってるのですか？酔っていて記憶があやふや）。この辺になってくると味のことはあまり覚えていないんですが、メモに一言「うみゃー」と書かれていました。
7）Hirakawa Ostrea Terre de Yoichi 2022
こちらは陽さんからの1本。食の会社にお勤めの方で、このワインも経費で落としたとか落としてないとか。なんと陽さんはTwitterをしていて天才ななちゃんのことを知っていたと！フォローしたいんで、アカウント教えてください！
８）Woody Farm Cabernet Sauvignon2021
ナパちゃんの持ってきてくれた山形のカベルネソーヴィニヨンです。淡いカベルネソーヴィニヨンって珍しいですね。これもすごく美味しかったです。
そして、見てください！
私とナパちゃんは同じワイナリーの別品種という選択だったのです。この世には星の数ほどのワインがあります。それなのに同じワイナリーから選ぶなんて！！もうこれは運命だとしか思えません。結婚しましょう。そうしましょう。（はないちもんめみたいに言ってみた）
こんな感じに8本開けたところで終了の時間になってしまい、りなちゃんと金城さんの持ってきた赤ワインは開けられずじまいでした。ざんねーん
りなちゃんはなんとTwitterで相互にフォローしあっていました。世界は狭い。マンチカンを飼っているそうです。ネコ友達にもなれそうで嬉しいです😊
クラス会‼️普段親しい人とばかり話しているせいか知らない人ばかりで緊張でいっぱいだった😵💫
— りな🍷WSETlevel3勉強中 (@rina31_wine) 2024年1月15日
ワインって意外と世間が狭い🍷
Xでフォローさせて頂いてたななさん@tensainanachan に先に気がついて頂いてびっくり😳‼️初見でしたがとても嬉しかったです☺️💕またゆっくりお話しできたら嬉しいです🐈⛄️ pic.twitter.com/3FQmn71WCK
なんかほとんどの方がエキスパートやらソムリエをもっているすごい方々で、ドシロートの私はこの先ついていけるのか？という感じなのですが、一生懸命頑張ろうと思います。皆様、今後ともよろしくお願いいたします！そして素晴らしいワインを飲ませていただき本当にありがとうございました！
