ワイン界隈の西のスーパースター、ワイン商えいじさんが広尾へやってくる!と聞いたのは去年の12月だっただろうか?行きたい、でも22000円は貧民には高い... ...と一瞬悩んだのだが、前に女子会をしたときに美女たちが「えいじさんはカッコイイ、えいじさんは声もいい」といっていた言葉を思いだし、自分への誕生日プレゼントとして申し込みました(半分推し活です)。
しかしそのワイン会の2週間前に風邪をひき、寝込んでしまった私。2日間死んだように右下の体勢で寝ていたら(上向いてずっと寝てると折った尾てい骨が痛いの)右の睫毛が半分抜けてしまっていた。こ、こんな睫毛でえいじさんに会うなんて... ...くぅぅっ、睫毛さえ完璧なら私最高の美女なのに~(違)と誰も気にしないようなことを気に病みながら当日を迎えました。
会場は「レストランオカダ」。エントランスをくぐるとそこにはえいじさんが!!
ギャーーーー!!(←心中です。顔は完全にクールなフリしてました)
はじめまして、ななです!と一生懸命抜けた右睫毛を見せないよう左顔面でご挨拶(挙動不審者ここにあり)。
席に着くと先に来ていた米柱さんにお会いできました。知り合いいるとほっとするなー。と思っていたらHiroyuki Mizunoさんも登場。わーーードイツワイン会でご一緒したななですー!!!っ言ったけど全然覚えてもらえてなかったー!一方的な知人~!ちーん😇。その時にした会話を一生懸命自演してやっと「あーーーあの時の!」と思いだしてもらえました(恨んでませんよ。全然)。そして左隣には初めましての好青年、ロンゲパーマがKingGnuの常田さん風、佐藤君(yosukeさん)が着席。欠員が出たので突然呼ばれたというえいじさんのお知り合いでした。イケメンの知り合いはイケメンなのだな。イケメンはイケメンを呼ぶ... ...と妙に納得。
そして米たんの左隣、私の右斜め前の紳士が私は気になって気になって仕方がなかったのです。だってね、吉田栄作にそっくりな人だったんだもん。
そうこうするうちに、乾杯の時間です。えいじさんが色々と話されていました。噂通りいい声だ。
ポーーーーーーーーーー(ってマイコ―が降臨したわけじゃなく、初めて推しの声を聴いてぽおっとしてしまった音です)
で、ものすごく色々と話されていたと思うんですが私が覚えていたというかメモに残されていた言葉はただ一つ
「文化を伝えたいー!!」
ってえいじさん言ってた。他はごめんなさい覚えてない(コム兄さんのブログとか、いつもえいじさんの言葉を細々と書かれていて本当にすごいなと思っています)
1)グラハム・ベック ブリュット・ロゼ 2018
かなりなみなみと注がれておりましたグラハムベックさんで乾杯。これ量多くない?私酒弱勢なんですけど?
って思っているうちにアミューズのオカダ風オニオンとパンチェッタのミニタルト(ピンボケ写真)と美味しいパンがやってきました。
それからめちゃめちゃ美味しかったパテドカンパーニュ!
乾杯の次はこちら
2)ゲオルグ・ブロイヤー リースリング・ロルヒ 2021
このリースリングめちゃくちゃ美味しかったんですよ。自分のことアルバリー女とかアシルティ子とか名乗ってますが、リースリングの申し子(ナニソレ)でもある天才ななの大好きのど真ん中のリースリングでした。
3)フェルトン・ロード シャルドネ・ブロック2 2013
このシャルドネ、香水か?というくらい香りを放っておりました。実はシャルドネがそんなにハマらない私なのですが、これはものすごく美味しかった。そんな話をしたらMizunoさんに「シャルドネ好きじゃないけどモンラッシェとかなら好きなんだろうねー」って。そうです。高級なやつじゃないと受け付けない貴族体質なんです、私(違)。
そしてこういうの飲んだとき、いつもなら樽か樽じゃないか?ってやるシロートの私ですが、そのときは斜め前の紳士を見て、エーサクか?エーサクじゃないか?って本気で考えてました。だってここ広尾だし、えいじさんスーパースターだし、客に芸能人がいてもおかしくないんじゃないか?って思ってたの。そしたらそのエーサクはなんとTwitterで相互さんだったいさみさんであることが判明。そっくりさんでした。そしてその横には師範のブログでいつもお見かけしていた華麗なる包丁さばきのさかなさんだということが判明。なんか嬉しいです。リアルにTwitterの人々にお会いできるのが。
4)マルセル・ダイス ロテンベルグ・プルミエクリュ マグナム2017
こちらリースリングとピノ・グリは半々のもの。もう旨いしか言葉が出てこんのです。なので説明の紙から抜粋「マルセル・ダイスは創始者の名で、アルザスに初めて”テロワール”の概念を持ち込み、AOC法を改正させた鬼才」「ロテンベルグは赤い丘を意味。鉄分が豊富な切開土壌」で作られたそうです。おいしくないわけない。
そしてこのボトル、でっかかった!
バットのようにぶんぶん振り回して私を忘れていたMizunoさんの頭をぶん殴ってあげたい衝動にかられました(恨んでませんよ😇)。
次のお料理も来ました。カニとアボカドのエミエット、イカとパプリカのハーブマリネです。左私撮影(センスない)、右mishikaさん撮影(今日は色々とmishikaさんの写真をお借りしています)
5)ハインリッヒ ロータートラミナー・フライハイト 2021
1999設立、オーストリア随一の個性と高い評価を得ているそうです。2006年からビオディナミ。低介入と長い果皮浸漬によるエネルギッシュなワイン。品種はゲヴュルツトラミネール。これも美味しいですねー。でもこういう系のワインって少し牧場を感じるんですが私だけでしょうか。
サワラのソテー(またmishikaさんの写真です)
今回お料理も美味しすぎて写真を撮り忘れまくっている私です。
6)モルゴン サン スフル マルセル ラピエ 2020
こちらお店のソムリエ、木村様が選んでくれた1本だそうです。品種はガメイ。イチゴ、チェリー、ラズベリーの香り。それと少し土、皮革の香りも。大好きです、こういうの。
お肉料理は山口県萩から届いた見蘭牛イチボのステーキ
美味しすぎて泣きながら食べた。このお店ふつーに通いたい。誰か一緒いこ!
7)ヒメネスランディ エル・コラロン 2020
ガルナッチャのモダンスタイルの代表産地として知られている、スペインはシエラ・ド・グレドス(メントリダ村)だそう。綺麗なピノ・ノワール的なガルナッチャだって誰かが言ってた(そろそろよく覚えてないゾーンに突入)。でも美味しかったという記憶はしっかり残っています。
8)フリードリッヒ・ベッカー シュペートブルグンダーBマグナム 2012
ほらほら。もう写真すら撮ってないので全体写真から。
ここでえいじさんがものすごーく語っていらっしゃったんですよ。で私はまた聞きながら
ポーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ってマイコ―が降臨してまして、何も覚えておらず(やっぱコム兄すごい)。あ、一つメモがあった。「キツネのラベルです」(ってそれは見ればわかるやつな)
そして隣の好青年、佐藤くんが「熟成された牧場ですね」って言ってたな。
9)ル・セー・デ・カルム・オー・ブリオン 2019
全房発酵の子(おい、記憶はそれだけかい!)
10)カテナ・サパタ ニコラス・カナテ・サパタ 2011
ここでもえいじさんが語ってた。
私: ポーーーーーーーーーーーーーー!!(もういい)
11)ラ・カッシネッタ ルケ 2020
こちらMizunoさんが皆様にと持ってきてくださった1本です。ルケって品種なんですね。初めてでした。なんだかお花?バラの香りがしてこれまたすごく美味しかったんです。バットでぶん殴るとか言ってごめんなさい。Mizunoさん、ありがとうございます!!
そして最後は
12)ドメーヌ・コアペ ボレロ ジュランソン・モワルー2020
プティ・マンサン100%の甘口です。前々から気になっていたコで、ここで飲めて大満足。
そんな初めから最後まで美味しい美味しいしか口から出てこなかった12本ですが、この間にスーパースターのえいじさんが色々と説明をしてくださってるわけなんです。それを「文化を伝えたいー!」だの「ポーーーーー」だのしか書けないとかえいじさんの無駄使い甚だしすぎてPCをぶん投げたくなりました(「孤狼の血Level2」の斎藤工のムダ遣いに匹敵するレベル)
そしてこれを見て
東京広尾のレストランオカダ様でワイン会✨毎回テーマを決めて「飲んで食べて学べる」をコンセプトにしていますが、いざ始まれば美味しい料理とワインで大いに盛り上がり、笑いの絶えない最高のディナーになりました🍽🍷 pic.twitter.com/241Hx8k1WZ
— ワイン商 | えいじ🍷 (@eijitakemura) 2024年2月23日
飲んで食べて学べる... ...ってなってるでしょ。私のような飲んで食べて笑って楽しんだけど何か学んだかと言われたら「いさみさん=吉田栄作」の一つだけだったなんて、ひーーーーーごめんなさいごめんなさいっ!お前がマグナムボトルでぶん殴られろって話です。もう出禁になりそう。次こそ学んで帰りますからっ!またどうか広尾に来てください!!本当に素敵な会をありがとうございます!!
ミズノさんと米たん
私と好青年の佐藤くん
佐藤くんとえいじさん(米たん撮影)
えいじさんと私(家宝にします)
テーブルが遠くてあまり話せなかった方々もいて残念でしたが、とっても楽しい会でした。ありがとうございます!!