tensainanachan’s diary

ワイン備忘録

1/10 師範下僕?会

大人数が実は苦手な私。ワイン会は楽しいけど、人見知りな私は人が多くなればなるほどうわあああああああって密かにパニクってる。なので、少人数で飲みたいなと11月下旬に呟いたところ沢山の方からリプライが。そこから4人で飲みに行けそうな人をマッチング開始しました。

まずは私がすでに人見知らない人である師範

「私と師範と他二人、あのツイートにリプくれた方の中から誰と飲みたいですか?」

という質問をしたら複数の名前が挙げられました。全員...女子!このすけべが...(に対して同じ質問をしたまさ兄様、ayucowさん、Kohさんの答えのクリーンだったことクリーンだったこと)。で、その中から私が特に飲みたいと思っていたお二人の女子

うえむらwine@さん(アルバリーニョの夜以来です)
かめワイン | 毎日シャン飲みたいさん(何回かお会いしてます)

にお声がけして開催となったのが昨日の持ち寄りワイン会です。はじめは「師範ハーレム会」ってDMグループ作っていたのですが、後に師範に「師範下僕会」と名前を変更されました。下僕って呼んでいいんですね?

場所は麻布十番のビストロチックさん。ムーディです。先に着いた私と下僕のええ感じな写真をごらんください。

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パパ活じゃないですよとか書こうと思ったけど、似たよーな歳だろうと罵られそうなので書きません)

今回はワイン持ち込み料+コースのお料理で8000円というBYOコースをお願いしました。それではかんぱーい!

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乾杯のシャンはうえむらさんがご提供してくださったコチラ
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Henri Giraud "Esprit Nature" Brut N.V.
アンリ・ジロー ”エスプリ・ナチュール” ブリュットN.V.

なななんと!奇遇にもこの前の格付けワイン会の第一問めに出たコです。あの時は1本を12人で飲んだので、飲んだというより舐めた?感じで(それも初めの30mlはブラインド)、美味しかったけど全く飲み足りない。それが今回は4人なので思う存分楽しめました。それもこのエスプリ、うえむらさんのご自宅で8年放置 熟成されたものです。常温熟成だから吉とでるか凶とでるか!なんておっしゃっていましたが、完全に吉!!美味しかったですよね、ほんと。シャンパーニュは酸が高いから常温放置でも大丈夫という実験結果に目ウロコでした。

そしてうえむらさんのマッチングアプリ話で大笑いしました(ワインに詳しいと自負している男性、CAVAはシャンパーニュではないんやで)。


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お料理も続々と。今回は一番年下、17歳の私が全てとりわけさせていただきました。

そしてお次のワインは下僕の師範がご提供してくださったコチラ


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Puligny-Montrachet 1er Cru "Clavoillon" 2018 [Domaine Lefraive]
ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ クラヴォワヨン(クラヴォワイヨン)

事前に師範にピュリニー・モンラッシェを持って行くと言われて、おおお!あのブルゴーニュのエライやつ!わーい♪って素直に喜んでいました。で、そこからシロートの私は色々と調べて気が付いてしまったんですよ。

え?なんか... ...これ、すごいコなのでは?と。

まずえげつない話ですが、値段がもうおかしかった。私が先に持っていきまーすって宣言していたワインの10倍くらいのお値段してました。下僕!!いいのか?!

ちなみにこの前行った中目黒のワインバーで村名のピュリニー・モンラッシェはグラス30mLで2000円してたし、以前五反田のワインバーエシェゾーで飲んだときも今気が付けばそれは村名ワイン。それがプルミエ・クリュになると生産量の10%くらいになり...なんて言うか、すごくエライ(語彙)。そして生産者がルフレーヴ... ...なんか聞いたことあるなーと思ってワイン詳しい友人に言ってみたらルフレーヴは神様扱いだよ」と教えられ。ものすごくエライんだ!と知る(語彙ー)。

思わず畑の位置調べちゃったよね。クラヴォワヨンは隣はピュセル、上はフォラティエールってことは... ...ココ?

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そしてさ、思わずグーグルマップで見に行った。遠足気分で見に行った。

のどかー。ここでビオディナミ農法やってんのかーって結構歩き疲れたくらい歩いてみた。

そんなところからやってきたワインが今、目の前に!

モンラッシェのワインは『三銃士』を著したアレクサンドル・デュマが「ひざまづき、脱帽して飲むべし」と称賛した...んですよね。では、ひざまづき、ズラをはずして飲ませていただきます!!(師範もズラをすっぽーんってはずして飲んでた!潔かった!!)

おいちーーーーーーーーー!!!

って昇天。はじめは弱めだった香りも時間が経ったら全開!キリッとした酸味にレモン、リンゴ?そして白いお花が香ってました。また余韻の長さもすごかった。

3年前、ワインのことを何も知らず、アルパカ美味しー!って飲んでいた私。そしてたぶん品種が違うのを買ったくせになんかこのアルパカ味が変わった?とか思っていた私。日々学び、成長し、こんなエライワインを飲むところまできました!(←完全に他人の力です)

下僕ー!!ありがとう!!!

そしてお次は私が持って行ったコチラ

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Saurwein Om Pinot Noir2021
サワーヴァイン オム ピノ ノワール 2021  

2023年11月アフリカ―さんの試飲会に行ったときに一番美味しいなと思ったピノノワールです(その当時はワイン1本に8000円なんて出せなかったので、だいぶ後になってから買いました)。イチゴとチェリーが全開でとても綺麗でやっぱり美味しかった。師範のとは全く比べ物になりませんが、平民な私は自分一人で開けるのに躊躇しちゃうワインだったので4人で飲めて本当によかった。

お肉が6ピースのっていました。4人で6つ。殴り合いの喧嘩でだれが2ピース食べるのか決めないといけないかと思っていたら(ゆずる気ゼロ)、その中の2ピースがその半分に切られていたので一人1.5ピースずつ食べられました。お店の人、店内で乱闘されないようによく考えてる。

最後はかめちゃんご提供のバルバレスコ

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Francone Barbaresco Riserva 2017
フランコーネ バルバレスコリゼルヴァ 2017

バローロよりもバルバレスコな私の好みにジャストフィーット!お花の香りがふわーっと香っておりました。私、お花の香りのする赤ワインがとても好きなんでは?と最近気が付きました。これと一緒にボロネーゼを食べてもう幸せいっぱい。

今回飲んだ4本はどれもはずさない美味しさでお代わりしまくりでした。4人で4本というのは種類も量も飲めて大満足です。しみじみと少人数会のよさを噛みしめておりました。

2時間でほぼ1本近く飲んだ私はその後へろへろになり、こさんじゅっぷん会(二次会)には行けなかったのですが、3人はその後2時間も目黒で飲んでいたとのこと。すごいなー

そしてしまった!今回は人の写真を撮り忘れたなーと思っていたけど下僕はきちんとお二人の写真を撮っていました↓

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(さすがすけべ)

本日のまとめ

・CAVAはシャンパーニュではない
・ピュリニー・モンラッシェにもエライのからものすごくエライのまである
・師範はすけべ